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難航していた2022年度の最低賃金をめぐる協議は、全国平均の目安額を31円引き上げることで決着した。前年度の28円を上回る過去最大の上げ幅で、物価高で生活が苦しい消費者に配慮する形となった。引き上げは所得再分配の観点からも重要だが、物価高騰が続く中、中小企業を中心に収益改善が求められる。…