もっと詳しく

<p>台湾「永遠の友人」 親台派・安倍氏の追悼広がる 11日に半旗掲揚</p><p>台湾「永遠の友人」 親台派・安倍氏の追悼広がる 11日に半旗掲揚 蔡英文総統は「最も深い哀悼と感謝」を示すため、当局機関や公立学校で11日に半旗を掲揚するよう指示。 安倍氏は首相在任時を除き何度も訪台して台湾の要人と会談、追悼は与野党の枠を超えて広まった</p><p>【台北=矢板明夫】台湾では親台派として知られた安倍晋三元首相の急逝を受け、9日も哀悼の声が相次いだ。蔡英文総統はフェイスブックで、「最も深い哀悼と感謝」を示す…</p><p>2011年、台湾安保協会が台北で開催した国際シンポジウムには、安倍晋三衆院議員(当時、右から2人目)、蔡英文民進党主席(同、中央)らが出席した(本人は左から2人目、本人提供) 【台北=矢板明夫】台湾では親台派として知られた安倍晋三元首相の急逝を受け、9日も哀悼の声が相次いだ。蔡英文総統はフェイスブックで、「最も深い哀悼と感謝」を示すため、当局機関や公立学校で11日に半旗を掲揚するよう指示したと明らかにした。安倍氏は首相在任時を除き何度も訪台して台湾の要人と会談しており、追悼は与野党の枠を超えて広まった。 台湾の中央通信社(電子版)は9日、1995年に自民党の議員団として訪台した安倍氏が李登輝総統(当時)と握手する写真をはじめ、安倍氏と台湾の要人との交流を振り返る記事を掲載した。 蔡氏は9日のフェイスブックへの書き込みで、「古い友人」である安倍氏の訃報は「今朝起きても信じられない」と悼んだ。安倍氏は第1次政権後の2010年9月に訪台し、当時、野党だった民主進歩党主席の蔡氏と会談。蔡氏が16年に総統に就任した後も、フェイスブックを通じてメッセージをやり取りした。 特集・連載:</p>