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<p>今やプリウスとソリオくらいよね? 一時流行ったセンターメーターが廃れたワケ – 自動車情報誌「ベストカー」</p><p>2000年代初頭に登場し、またたく間に増えたセンターメーター採用車。約20年後の現在、採用車は数えるほどとなってしまった。メーターがステアリング前から中央に移動したことで視界は良かった気はするが、流行と衰退の理由は何だったのだろうか?</p><p>2000年代初頭に登場し、またたく間に増えたセンターメーター採用車。約20年後の現在、採用車は数えるほどとなってしまった。メーターがステアリング前から中央に移動したことで視界は良かった気はするが、流行と衰退の理由は何だったのだろうか?</p><p>最新のクルマに乗った際に「しばらく前はよく見たけど、最近見なくなったなあ」と感じるのがセンターメーターである。日本車においてセンターメーターは1997年登場の初代プリウスが採用して以来、2010年代はじめまで採用例がかなりあった。 しかし、2010年代中盤になると採用するモデルが減り始め、センターメーターを使う国産モデルはプリウス、ウエイク、ワゴンR、ソリオと片手くらいである。という背景もあり、ここではセンターメーターの歴史を振り返るなどしながら、センターメーターが激減した理由を考えてみた。 ■元祖はクラシックミニ! 普及のきっかけはプリウスか!? センターメーターは1970年代のクラシックミニなどイギリス車がはじまりといわれている。センターメーターを使ったモデルは日本車にも1970年代前半のライフステップバン、1989年に日産のパイクカー第二弾としてパオと同時に登場した商用車のエスカルゴがあった。 センターメーターが日本車でブレイクするのは冒頭に書いた初代プリウスからだ。 初代プリウス以降は、トヨタ ビスタアルデオ、ナディア、初代&2代目ヴィッツ。ダイハツ エッセ、ムーヴ(3代目と4代目のビッグマイナーチェンジまで)、ブーンルミナスなどなど多数、日産は初代エクストレイル、3代目プリメーラ、2代目プレサージュ、マツダはビアンテ、三菱は初代と2代目のeKワゴンなど、全高やダッシュボードの位置が高いモデルを中心にかなり普及した。 しかし、センターメーターの現状は冒頭に書いた通り絶滅寸前である。</p>