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>そのまま広瀬八段が押し切るかと思われた最終盤で、ドラマが待ち構えていた。後手の広瀬八段が王手銀取り。飛車を成って銀を取るも、逆に山崎八段に大きな拠点を与える結果に。すぐに錯覚に気付いた広瀬八段は顔を真っ赤にして扇子をバタバタ。普段大きく表情を変えることのない広瀬八段が見せた明らかな動揺だった。
>少々の不利からの逆転勝ちも多いことから「ちょいワル逆転術」の呼び名も持つ山崎八段に訪れたビッグチャンス。これには「うおおーーー山ちゃん!」「ちょいワルどころか極悪逆転術!」とコメントが殺到。しかし、1分将棋に突入し「最後まで踏み込めなくて、寄せに行くというよりは負けないように指していたが、詰みがわからなかった」と広瀬八段に再逆転を許し、あと一歩まで迫った三番勝負先勝を逃す結果となった。