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<p>参議院選挙:喪章の岸田首相、笑顔なしで候補者名にピンクのバラ…「厳しい声聞くこともあった」</p><p>喪章の岸田首相、笑顔なしで候補者名にピンクのバラ…「厳しい声聞くこともあった」 #選挙</p><p>岸田首相は午後9時40分過ぎ、追悼の半旗が掲げられた自民党本部(東京・永田町)の開票センターに姿を現した。安倍元首相の死を悼み、左胸に喪章をつけた岸田首相は、党幹部とともに黙とうをささげた。 その後、当選を確実にした候</p><p>岸田首相は午後9時40分過ぎ、追悼の半旗が掲げられた自民党本部(東京・永田町)の開票センターに姿を現した。安倍元首相の死を悼み、左胸に喪章をつけた岸田首相は、党幹部とともに黙とうをささげた。 その後、当選を確実にした候補者名の横に、花を付けていった。いつもの赤ではなく、ピンク色のバラ。その間、岸田首相が表情を崩すことは一度もなかった。 昨年10月に発足した政権の評価が問われた選挙だった。激戦区を精力的に回り、新型コロナウイルス対策やロシアによるウクライナ侵略、物価高への対応を重視する姿勢を強調しながら「政治の安定が必要だ」と訴えた。勝敗ラインとした「与党で非改選を合わせた過半数」を上回ることが確実となり、「選挙中は有権者の厳しい声を聞くこともあったが、 叱咤(しった) 激励と受け止め、結果を出したい」と決意を語った。</p>