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<p>【参院選】「1番じゃなきゃだめだよ」 自民・松川氏、安倍元首相の最後の言葉を胸に</p><p>【参院選】「1番じゃなきゃだめだよ」 自民・松川氏、安倍元首相の最後の言葉を胸に 「(安倍晋三)元首相は、いなければ政治家になろうとは思わなかったほど特別な存在。『戦い抜け』と後押ししてくださった」 黙禱をささげた後、硬い表情でこう述べた。 #参院選2022</p><p>10日に投開票された参院選。18人が立候補した大阪選挙区(改選数4)でも、安倍派の自民現職、松川るい氏(51)が再選確実となった。だが、大阪市北区の選挙事務所…</p><p>10日に投開票された参院選。18人が立候補した大阪選挙区(改選数4)でも、安倍派の自民現職、松川るい氏(51)が再選確実となった。だが、大阪市北区の選挙事務所に白いスーツに喪章をつけて現れた松川氏に笑顔はなかった。 「(安倍晋三)元首相は、いなければ政治家になろうとは思わなかったほど特別な存在。『戦い抜け』と後押ししてくださった」 松川氏は安倍氏に黙禱をささげた後、硬い表情でこう述べた。外務省の初代女性参画推進室長だった松川氏が、政治の世界に飛び込んだのは、安倍氏の仕事ぶりを間近で見たからだ。「政治にすごく意味があることだと思えた。憧れの政治家です」 昨年10月の衆院選では、自民は候補を立てた府内15選挙区で日本維新の会に全敗。今回も維新は2人の候補を立て、厳しい戦いを強いられた。応援に駆けつけた安倍氏は松川氏をこう激励した。「1番じゃなきゃだめだよ」。それが、安倍氏と交わした最後の言葉だった。選挙戦では一貫して、安倍氏が政治生命を懸けてきた憲法改正の必要性を訴えた松川氏。「日本を守り抜くために政治家としての使命を全うしたい」と誓いを新たにした。 特集・連載:</p>