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<p>中川町で震度5強 漏水、道路陥没の情報 道北で地震相次ぐ 津波の心配なし:北海道新聞 どうしん電子版</p><p>中川町で震度5強 漏水、道路陥没の情報 道北で地震相次ぐ 津波の心配なし:北海道新聞 どうしん電子版</p><p>11日午前0時53分ごろ、宗谷地方北部を震源とする強い地震があり、上川管内中川町で震度5強を観測した。同日午前0時35分ごろには同町で震度5弱を観測。気象庁によると、いずれも震源の深さは約4キロで、…</p><p>中川町で震度5強 漏水、道路陥没の情報 道北で地震相次ぐ 津波の心配なし 08/11 04:57 11日午前0時53分ごろ、宗谷地方北部を震源とする強い地震があり、上川管内中川町で震度5強を観測した。同日午前0時35分ごろには同町で震度5弱を観測。気象庁によると、いずれも震源の深さは約4キロで、地震の規模はそれぞれマグニチュード(M)5・4、M5・2と推定される。津波の心配はない。 ■気象台「1週間は揺れに注意を」 政府は首相官邸危機管理センターに官邸連絡室を設置。道も本庁、上川総合振興局、東京事務所に災害対策連絡本部を設置した。道や道警が被害を調べており、同日午前4時現在、けが人は確認されていない。道や中川町によると、同町内で水道管の漏水や断水が発生しているとの情報があり、住民から「水が出ない」との連絡が複数寄せられている。旭川建設管理部は同日午前3時、同町内の道道問寒別佐久停車場線で路面の陥没や隆起が発生しているとして一部区間を通行止めにした。 気象庁によると、上川、宗谷地方を中心に同日午前0時35分以降、2時39分までの間に震度1以上の揺れを12回観測。それ以降も断続的に震度1、2規模の地震が発生している。同庁は当初、午前0時53分と同35分の地震の規模について、それぞれM5・3、M5・1、震源の深さは約10キロと推定されると発表したが、精査した結果、修正した。 札幌管区気象台は記者会見で「1週間程度は最大震度5強程度の地震に注意が必要。特に2、3日程度は強い揺れをもたらす地震が起きることがある」と指摘。道内は8月に入ってからの大雨で地盤が緩んでいる地域もあることを踏まえ「通常だと大丈夫な揺れでも何らかの被害が起きる可能性がある」と注意を呼びかけた。 日本原子力研究開発機構幌延深地層研究センターがある宗谷管内幌延町では午前0時53分ごろの地震で震度4を観測。同センターによると、施設に異常は確認されていない。北海道電力によると、北電泊原発(後志管内泊村)も異常は確認されていないという。 気象庁によると、道内で震度5強以上の地震を観測したのは胆振東部地震の余震とされる2019年2月21日の胆振地方中東部の震度6弱以来で、震度5弱は19年12月12日に宗谷地方北部で観測して以来。</p>