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<p>【巨人】中田翔9回2死決勝ソロ 戸郷に10勝目プレゼント「粘り強く投げていたので何とかしたいなと」</p><p>#中田翔 9回2死決勝ソロ 戸郷に10勝目プレゼント「粘り強く投げていたので何とかしたいなと」 #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ</p><p>願いを込めた打球は、左翼ポールを巻いてスタンドへ飛び込んだ。同点の9回2死。巨人・中田が中日のR・マルティネスの高めに浮いた変化球を仕留め、決勝の13号ソロを放った。「球が相当強い投手なので、振り負</p><p>けないように意識していた。打った瞬間、本当に『切れないでくれ』というのだけを願って打球を見ていました」。日本ハム在籍時の19年6月に自身が放ったのを最後にバンテリンDで被本塁打のなかった相手守護神を、再び打ち砕いた。 この一発が決勝弾となり、8回1失点と好投した戸郷が10勝目を挙げた。「本当に粘り強く投げていたので、何とかしたいなという気持ちがあの打席はすごく強かった。9勝していたということと、それプラス自分自身も気持ちが高まっていましたし、いい結果になってくれてよかったなと思います」。2、4回には中前安打で猛打賞の大活躍。7月半ばまで2割5分を切っていた打率は、2割8分6厘まで上昇した。 7月20日に新型コロナウイルス陽性判定を受けたため、調整面を考慮されて自身は1日遅れの3日の阪神戦(東京D)から後半戦がスタート。隔離期間もあり、試合に出るたびに疲労は蓄積されるが「(体の)張りはありますけど、この時期に万全の状態で試合に出ている人はそうそういない。粘り強くみんなでやっていければ」と前を向いた。 この日、海の向こうでは、日本ハム時代に同僚だった大谷がメジャーで歴史を作った。それでも、14年に日本で2ケタ勝利&2ケタ本塁打を記録した時を含めて5年間一緒にプレーしていたため「一番近くでアイツのすごさというものを見てきたのでね、別に驚かない」。そして、最後は「一ファンとしてもっともっと頑張ってくれるのを応援したいと思います」とエールを送った。二刀流ももちろんだが、試合を決める豪快なアーチもまた、ファンを魅了する。(後藤 亮太)</p>