<p>【巨人】村田真一氏、不調岡本にバントさせなかったのは「巨人の4番」先輩からのメッセージ</p><p>【 #巨人 】村田真一氏、不調岡本にバントさせなかったのは「巨人の4番」先輩からのメッセージ #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ</p><p>巨人は延長の末にDeNAに敗れ、引き分けを挟んで3連敗。6回にポランコ、大城の一発で同点としたが、8回2死満塁、9回1死一、三塁のチャンスを生かせず、延長10回に4番手・高木が力尽きた。</p><p>* * * チームの空気が重いなあ。先発のロメロは制球に苦しんでいたのに先制できない。追いつけても勝ち越せない。だから相手も「まだ同点や」と思って反撃の力が残る。ポランコ、大城に一発が出た6回はまさに典型よね。同点になった後、1死二塁からウォーカー、尚輝が凡退した。一気に逆転できなかったことで、重い空気を引きずったまま終盤に入ってしまったよね。 こういう時は打つべき人間が打たないとなかなか流れは変わらん。やっぱり(岡本)和真かな。5打席のうち、4打席で走者がいたけど1本も打てなかった。不調のせいもあって、何とか強引にならず、センター中心に打ち返そうとはしてるんやろうけど、その思いが強すぎるんかな。逆に差し込まれることが多いよね。それで9回無死一塁。原監督がどうするかなと思ったけど、打たせた。和真以外は、たとえ(坂本)勇人でもバントやったと思う。「巨人の4番」の先輩から後輩へ乗り越えろ―という明確なメッセージと思うよ。 8回に15球粘ってヒットを打った重信や、9回にサヨナラのチャンスをつくった八百板ら素晴らしい働きをした選手もいた。あとは主軸がかえすだけや。厳しいようやけど9回、中田なら最低でも犠牲フライを打ってほしかったよね。大型連勝をするためにも中心選手の流れを変える一打がほしいよ。(スポーツ報知評論家・村田真一)</p>