2022年F1オーストリアGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは15位完走という結果だった。ガスリーは、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)と接触したことで5秒のタイムペナルティとペナルティポイント2、トラックリミット違反で5秒のタイムペナルティとペナルティポイント1を科された。
テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、ガスリーのレースについて、次のように説明している。
「ペナルティを受けたことでさらに後退してしまった。序盤の段階で、2ストップのレースであることが明らかになったので、ピエールをその戦略に従って走らせ、ポジションを上げようとしたが、トラフィックに引っかかってしまい、厳しいレースになった」
■ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=15位
14番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
今週末のことは忘れてしまっていいと思う。とにかくペースがなかった。まだ映像を見ていないが、セバスチャンとのインシデントで僕がペナルティを受けたということは、僕に責任があるのだろう。できる限りハードに戦おうとしていたのだが、あそこはトリッキーなコーナーで、残念ながら彼はスピンしてしまった。
完全にリセットする必要がある。次戦までの1週間半で、なぜ遅かったのか、今後のレースで向上するために何ができるのかを理解しなければならない。(フランスGPに導入される予定の)新パッケージによって前進し、また中団で競争力を発揮できることを期待している。