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<p>とあるゲーム開発者が、「スープシェーダー」なるものを作り出す。むせ返るような熱々ラーメンを美味しく表現 – AUTOMATON</p><p>【ニュース】とあるゲーム開発者が、「スープシェーダー」なるものを作り出す。むせ返るような熱々ラーメンを美味しく表現</p><p>とある3DCGラーメンの映像がTwitterで注目を集めている。その名も「スープシェーダー」。「スープシェーダー」には、自作の液体用シェーダーをアレンジしたものが使われているようだ。</p><p>July 9, 2022 このラーメンはどのような経緯で産まれたのだろうか。ラーメン動画の作者は“Harry”ことHarry Alisavakis氏である。ゲーム開発スタジオJumpshipで、テクニカルアーティストを務めている人物だ。Jumpshipは、SFアクションADV『Somerville』をSteamにてリリース予定である。そんなHarry 氏 はTwitterで“#TechnicallyAChallenge“のハッシュタグを主催している。アンケートでテーマを設定し、テーマに沿ったCGアート作品を広く募集。ハッシュタグをつけて互いに共有するイベントを定期的に開催している。今回のテーマは「食べ物」ということで、主催のHarry氏が投稿したのが、このラーメンなのである。Blenderでモデリングをし、Unityを用いることで、プルプルのラーメンを表現したようだ。 今回の反響を受けて、Harry氏はラーメンのメイキングを公開。ベースとなっているのは自作のセルルック(手描きアニメ風)シェーダー。これによって、3Dモデルに手描き風タッチの線や塗りが現れる。麺・具材・どんぶりもそれぞれ個別にモデリングされている。肝心のSoup Shaderには、自作の液体用シェーダーをアレンジしたものが使われているようだ。スープの深さに応じて深いところは暗く表現し、浅いところや具材に接する部分は明るく透明に変化するなど、手の込んだ仕組みになっている。さらに全体を手描きアニメっぽく見せるために、立ちのぼる湯気やスープのゆらぎといったのアニメーションはあえて低いフレームレートに設定してあるとのこと。「手描き風のおいしそうなラーメン」を作るための、VFXアーティストらしいこだわりが随所に散りばめられている。 Here's all the individual elements in the scene. All parts were modeled in blender and in they use a slightly modified version of the cel-shading shader that I've shared here:</p>