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エリート組織の八幡製鉄所総務課になじめなかった。当時の新日本製鉄では全社員7万人のうち、2万人が八幡で勤務していました。「八幡こそ本社」という気風に満ちており、中でも総務課は「我々は八幡だけでなく新日鉄全体を背負っている」という強烈な自負心を持っていました。八幡製鉄所はトップの所長…