もっと詳しく

>1カ月前、監督から投手の準備をするようにと告げられた。2、3番手投手が相次いで故障し、白羽の矢が立った。小西は少年野球も含めて投手経験はなかったが、制球の良さや球の伸びを監督に買われた。
>「難しさはあったが、任された以上は、という気持ちだった」と小西。球が特別速いわけでも、三振が取れる変化球があるわけでもない。ただ、捕手の経験を通して、緩急を使えば相手を打ち取れることは知っていた。急場だったが、ゆるいカーブとスライダーを習得。最後の夏に向け、万全の準備を整えた。