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<p>ファッションには無限の楽しみがある──遊び時間をハリー・スタイルズと</p><p>デビュー当初はひどいステージ恐怖症で、開演前に吐いてしまったりが日常茶飯事だったという。 ハリー・スタイルズのインタビューをプレイバック! #ハリー・スタイルズ #ハリースタイルズ #THEFIRSTTAKE</p><p>ソロアーティストとして、そして俳優としても活躍するハリー・スタイルズは、ニュー・マスキュリニティ(新しい男性性)を体現するロール・モデルだ。ドレスやスカートをはきこなし、古い「男らしさ」の壁を破壊する。</p><p>エルトン・ジョン とかの、つまり僕が音楽界で憧れる人たちってみんなショウマンで、子供の頃見て、心底驚いて。スーパーヒーローたるものああじゃないといけないと思う。**ファッションって着ることを遊んで盛り上がって楽しくなるためにあるし。最高なのは、これは男性用でこれは女性用とかのあらゆるバリアが取っ払われたとき。**店に入って女性用のアイテムを手にとりながら『これ、すごくいいなあ』ってなったりとか。ファッションの世界には楽しみが無限にあって、僕なんて、あれこれどんなにいろいろ考えてもまだまだ足りない。そういうのも創造行為の一部です」。 「とってもモダンな人」というのがワイルドのスタイルズ評だ。「あらゆる旧弊な男性らしさと無縁でありながらアイデンティティがまったく揺らいでいないところが。ああいうのが、彼だけじゃなく彼の世代全体の特徴なのだとしたら素晴らしいと思う。そうであってほしい。なぜって、もしそうなら世界の未来は明るいから」。いま、一人前の男であるとはこういうこと、というのをスタイルズは自身の姿をもって世界に示している。「彼って、自分のなかの女性的な部分としっかり向き合っていると思う。しかも、ごく自然に」とワイルド。「それって革命的なことだと思うし、彼よりもっと若い世代にとっては最高のお手本じゃないかしら」。 英国海峡を望んで 試着日の翌日のフォト・セッション。丘の向こうは英国海峡。夜が早いことで有名なスタイルズは、前の晩午後9時に就寝したという。ロンドンの自宅からここサセックスまではクルマで2時間かかるが、朝早く到着した時点で寝不足っぽさは微塵もなかった。自分らしさ全開。撮影中のオフィスとして使っている部屋の巨大なガラスのドア越しに、遠くで羊が草を食んでいるのが見える。「見てよ、あれ!」とスタイルズ。「こんなところで仕事できるなんて、なんてラッキーな」。そういって「クンバヤ・マイ・ロード」(黒人霊歌)を口ずさみ始める。 この日のためにグッチのアレッサンドロ・ミケーレがデザインしてくれたドレスを着て丘の斜面を駆け上がるスタイルズ。そしてポーズを決めると、すかさずミッチェルがシャッターを切る。アイス・ブルーのティアード。黒のヴァランシエンヌ・</p>