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米国ホンダが7月12日、CR-Vをフルモデルチェンジして発表した。歴代6代目となる新型CR-Vはふたつのパワートレーンを設定し、1.5Lの直噴ガソリンターボ(193ps/24.8kgm)と第4世代となる2L直噴2モーターハイブリッド(207ps/34.2kgm)の2種類を設定する。今夏に1.5Lガソリンターボ車をまず米国で発売し、ハイブリッド車は遅れて今年中に発売する予定だという。
日本では先代型となる5代目CR-Vが8月末にも生産終了となる見込みで、5代目は2016年にまず北米で登場し、日本は遅れて2018年に導入されていた。今回の新型は日本導入の可能性が薄いのだが、ここでは新型CR-Vについて速報としてお伝えしよう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/ホンダ、ベストカー編集部
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■1.5Lガソリンターボと2Lの2モーターハイブリッドを設定
1.5Lガソリンターボは「EX」と「EX-L」、2Lハイブリッド(日本名:e:HEV)は「Sport」と「Sport Touring」の各2グレード設定となる。そのボディサイズは全長4694×全幅1864×全高1681mmでホイールベースは2700mmとなっている。日本でまだ発売中の5代目CR-Vのボディサイズが全長4605×全幅1855×全高1680mm、ホイールベースは2660mmとなっているため、若干大型化されている。
新型CR-Vのエクステリアは「タフで洗練されたデザイン」で、より長く、より広く、より低くなった水平ベルトラインによる大幅に広いスタンスを採用することで新しいホンダのデザインの方向性を示しているものだという。
ハイブリッドモデルには専用のエクステリアが与えられる。よりアグレッシブな造形のフロントとリアのフェイシアとグリルメッシュがグロスブラックのアクセントで強調されており、長方形のエキゾーストフィニッシャーが備えられており、上級グレードのSport Touringにはブラックの19インチ5本スポークアルミホイールが装着される。
■インテリアの質感はより上質に、後席レッグスペースも拡大
また、インテリアはスポーティさとモダンさを併せ持ったもので、上質な素材感と高級感、すっきりとした表面仕上げが施されているのが特徴。インパネ上部はフロントガラスの反射や潜在的な視覚の妨げとなる要素を減らす最小限のカットラインで構成されている。
フロントのボディスタビライザーシートは長時間ドライブでの疲労を軽減するフォルムを採用し、ステアリングホイールの角度をセダンモデルに近づけたことで、より快適でスポーティなドライビングポジションを提供するという。
ホイールベースが延長されたことで、前席から後席までのカップルディスタンスが拡大されており、後席の足元スペースが先代型より広がっている。さらに後席は8つの角度に調整可能なリクライニング機構を備えており、快適性を向上。
先進安全装備のホンダセンシングについては新しいワイドビューカメラとレーダーが採用され、新交通渋滞アシスト機能(TJA)に低速ブレーキ制御、交通標識認識システム(TSR)が組みあわわされている。また、次世代フロントエアバッグとリアサイドインパクトエアバッグ、ニーエアバッグの採用でさらに安全性を向上させているという。
■日本導入は……見込み薄だが、ぜひ希望したい!
また、4WDシステムにはリアルタイムAWDを採用。エンジントルクの最大50%を後輪に送ることが可能で、雪路や泥など滑りやすい悪路でのトラクション状況を改善し、歴代初となるヒルディセントコントロールも採用している。ドライブモードにはエコ、ノーマル、スノーの3つのモードが設定されており、さまざまな運転状況の最適化が図られている。
米国ホンダによれば、過去25年間で米国内で最も売れているSUVだというCR-V。ホンダの将来のハイブリッドモデル中、売上高が約半分を占めることになるという。
日本では今秋にCR-Vのひとクラス下となるシビックベースのCセグSUV、ZR-Vが登場を控えている。が、この新型CR-V、フロントマスクのアクが強いZR-Vよりもヴェゼルに印象が近く、日本でもRAV4などミッドサイズSUVに対抗する競合車として売れそうな気がするのだが……。ぜひ、お願いします!
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