<資源循環の”夢の技術” バイオリファイナリー/上>
積水化学工業が取り組むバイオリファイナリー(BR)技術の実証プラントが稼働した。パイロットプラントで培ったノウハウを入れ込んだ10分の1スケールのプラントで、今後数年かけて実証してプラスチックや持続可能な航空機燃料であるSAFなど多様な付加価値分野の化学品への適用を目指し、2025年以降の商業化、さらには1000億円事業への成長につなげる。非化石資源をエタノールにする技術は複数あるが、BR技術はあらゆる有機物を対象とできるところが特筆されるべき特徴であり、他の技術が扱えない雑多な”ごみ”をすべて”円”の形にループさせることのできる、持続可能社会の実現にとって不可欠な”夢の技術”となることが期待されている。続きは本紙で
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