2022年F1アゼルバイジャンGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは2位を獲得、ファステストラップも記録した。シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトラブルによりリタイアしたことで、ペレスはドライバーズ選手権で、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に続く2位に上がった。
ペレスは2番グリッドからスタートでルクレールの前に出てトップに浮上。バーチャル・セーフティカーの際にステイアウトした後、15周目にフェルスタッペンに抜かれて2番手に落ち、その後挽回することはできず、2位でフィニッシュした。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=2位
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
出だしはとてもうまくいき、トップを走行し、すべてをコントロールしていた。
バーチャル・セーフティカーのタイミングは僕たちにとっては少し不運で、その後がより困難になってしまった。
通常はレースのなかではファーストスティントが難しく、そこでリードしていると、自分は強いと感じるものだ。でも今日はそうではなかった。それがレースだ。
リヤタイヤのデグラデーションがひどく、マックスを後ろに抑えておくことができなかった。彼はとても速かったので、彼と戦うよりも前に出す方が理にかなっていた。
フェラーリ2台がリタイアした後、ハードタイヤで走行中、一定のペースを保つように指示された。それもうまくやることができた。
今日、どうすればマシンからもっと力を引き出すことが可能だったのかを理解する必要がある。カナダでまた戦いに加わるためにね。今日はチームにとって素晴らしい結果を出すことができた。コンストラクターズ選手権にとっても良い一日だった。
(レース後の会見で語り)残念ながらバーチャル・セーフティカーでピットストップをするチャンスを逃がしてしまった。コミュニケーションがうまくいかず、ピットに入りたいと思った時には遅すぎた。
(チームから、フェルスタッペンと戦わないようにという指示を受けたことについて聞かれ)チームの判断は正しかったと思う。あの時、マックスの方が速かったし、最終的にチームにとって良い結果になった。1-2フィニッシュを達成できたんだからね。
あの時、戦わないというのは正しい判断だった。僕はペースがなく、マックスは前に出るのが当然だった。彼は勝利にふさわしい。彼のマシンの方が速かったのだから。