<p>“進撃の小さな巨人” 史上最強の侵略生物!? アルゼンチンアリ|NHK</p><p>いま“史上最強の侵略生物”と恐れられる、ある小さな生き物が、日本でひそかに繁殖し、生息範囲を拡大させている。 研究者たちが“対策待ったなし”と最大級の警告を発する侵略者。 その生態の脅威と対策に迫る。</p><p>外来種 アルゼンチンアリ 侵略生物 史上最強 特定外来生物 スーパーコロニー 繁殖力 アリ 生態系</p><p>「自分たちが暮らす身近な生活の周辺には、ふだんどんな生き物がいるのか。知っておくことで、“異変”に気付くことができる。まずは周囲の自然を知ること、それが私たちにできる外来種対策の第一歩です」 外来生物が問いかけること アルゼンチンアリは、原産地では天敵のほか、より強いアリなどの競合相手もいるため、ここまで勢力を拡大することもなく、他の生き物の食べ残しなどを餌にしてほそぼそと暮らしているという。 だが、いったん海外に出た彼らは、一気に「史上最強」とも呼ばれる侵略生物となった。 海に囲まれた日本は、外来種にとっては天敵も競合相手もおらず、空き家など隠れがとなる場所や豊富な餌にも恵まれた、まさに天国のような環境だ。</p>