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1998年7月の参院選は、国内が深刻な金融危機と不況にあえぐ中、経済再生が最大の焦点となった。首相は「ハシリュウ」の愛称で国民的人気が高かった橋本竜太郎氏。選挙を取り仕切った自民党の古賀誠総務局長は「60議席は堅い」と見込んだが、投開票まで残り1週間の橋本氏の発言で、情勢は一変した。 […