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<p>「情報戦争」への警戒を 栃木「正論」友の会でKAZUYA氏が講演</p><p>「情報戦争」への警戒を 栃木「正論」友の会でKAZUYA氏が講演 岸田文雄首相が示す防衛費の倍増方針を「国際社会への明確なメッセージ」だと評価し、「備えるためには経済力の裏付けが必要」として原発再稼働の必要性を訴えた。</p><p>栃木から日本のあるべき姿を考える「栃木『正論』友の会」第18回講演会が宇都宮市の護国会館で開かれ、著作家で動画サイト「ユーチューブ」への投稿で活躍するKAZU…</p><p>栃木から日本のあるべき姿を考える「栃木『正論』友の会」第18回講演会が宇都宮市の護国会館で開かれ、著作家で動画サイト「ユーチューブ」への投稿で活躍するKAZUYA氏が「日本一わかりやすい国際情勢の話」と題し、陰謀論を避けるための心構えなどを講演した。 KAZUYA氏はチャンネル登録者67万人を抱える人気ユーチューバーだが、一昨年の米大統領選をめぐり、登録者が6万人急減したという。〝投票用紙にGPSが仕込まれている〟などの荒唐無稽な陰謀論を否定した結果だと説明し、「言説の過激さを競う」ネット空間の危うさを指摘した。 その上で、ロシアのウクライナ侵攻を例に「混乱の種をまく情報戦争」への警戒を呼びかけ、日本の安全保障環境に言及。岸田文雄首相が示す防衛費の倍増方針を「国際社会への明確なメッセージ」だと評価し、「備えるためには経済力の裏付けが必要」として原発再稼働の必要性を訴えた。 参加者の一人は「膨大な情報をどう取捨選択するか」と質問し、KAZUYA氏は「あえてネット情報を断ち、多くの人が関わっている新聞を読むことも有効だ」と述べた。(山沢義徳)</p>