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<p>献金「自分の生命、財産をはたいてでも」…旧統一教会創設者・文鮮明氏の「御言集」</p><p>献金「自分の生命、財産をはたいてでも」…旧統一教会創設者・文鮮明氏の「御言集」 #社会</p><p>宗教団体「世界平和統一家庭連合」は1954年に韓国で文鮮明氏が「世界基督教統一神霊協会(統一教会)」として設立した。 文氏の「御言集」には、献金について、「自分の生命、財産を全部はたいてでもしなければならない」との言葉</p><p>宗教団体「世界平和統一家庭連合」は1954年に韓国で文鮮明氏が「世界基督教統一神霊協会(統一教会)」として設立した。 文氏の「御言集」には、献金について、「自分の生命、財産を全部はたいてでもしなければならない」との言葉が収められている。 信者は総収入の10分の1をささげる「十分の一献金」を求められるが、1990年代に信者の調査をした立正大の西田公昭教授(社会心理学)は「実際はもっと多く、財産の全額を献金させられる状況に置かれる人が多かった」と話す。 一方、安倍元首相銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者(41)の家族を知る男性が取材に応じた。 男性によると、山上容疑者の父親は、山上容疑者が子どもの頃に突然、亡くなった。その後、母親が旧統一教会に入信し、自宅の売却などで、山上容疑者の生活も徐々に苦しくなっていったという。 男性が最後に山上容疑者と会ったのは約7年前。山上容疑者の兄が亡くなった頃で、葬儀で「どうして兄ちゃん死んだんや」と涙を流していたという。 男性は山上容疑者について「母親思いだったが、母親が宗教にはまってから親子の距離が離れていった。こんなことになり、胸が張り裂けそうだ」と話した。</p>