7月8日、街頭演説中に狙撃され、亡くなった晋三元総理について語った。
(中略)
■元総理への質問回数が多かった辻元議員
飯田)さんは辻元さんと政策の部分で、あるいは政治手法の部分でぶつかるところがありました。さんと対峙してきて、どういう人だとお感じになっていましたか?
辻元)たぶん、私がいちばんさんへの質問回数が多かったのではないでしょうか。
さんが3年生で、私が2年生のころから、「国家観の違う2人」ということでよく取り上げられていたので、お互い強く意識していました。
自民党の議員よりも私の方が、ある意味では縁が深かったと思います。対極の考え方なのです。
飯田)そうですね。
辻元)対極の考え方だから、議論していて「こんちくしょう」と思ったこともたくさんあるのですが、
立法府は対極の考えの人間がいて、議論を戦わせる。これが民主主義だと思うのです。さんを失って、そう感じるようになりました。
飯田)「こんちくしょう」と思うけれど、それを言葉で戦わせていくのが民主主義なのですよね。
辻元)そうです。
■強力なライバルがいなくなったという喪失感
飯田)「これは痛いことを言われたな」とか、「これは1つ得点を取ったぞ」など、覚えていらっしゃることはありますか?
辻元)ありますよ。安保法制のときも、パネルを使って「朝鮮半島などで有事があれば邦人保護ができない」と。
しかし、アメリカが明確に「やらない」と言っていた答弁を私が見つけてねばったり。
飯田)ありました。
辻元)また「桜を見る会」の問題では、ANAインターコンチネンタルホテルの回答文書を突きつけて、さんの言っていることの根拠が崩壊してしまったこともありました。
でも(その後も)彼は言い繕ってきましたから。憲法についても相当、議論しました。
例えは悪いのですが、スポーツ選手でもライバルでお互いに意識している方がいなくなると、喪失感があると言うではないですか。そういう感じなのです。
■見応えのある、本気の議論だった「VS辻元」
ジャーナリスト・鈴木哲夫)さん側の人に聞くと、辻元さんが質問に立つときには苦手意識ではないけれど、「ええ~」という感じをさんが持っていたと聞いています。
でも、逆に言うと「辻元VS」というところで、委員会などではさんの本音や感情も強く出てきましたよね。
辻元)出てきました。
鈴木)本音の議論という意味では、見応えがありました。いま、そういう議論が国会からなくなっているでしょう。
紙やパネルを見て、役所が発表した数字を見て議論するというようなものが多い。そういうなかで見応えのある本気の議論が、私は「VS辻元」だったと思うのです。
そういう意味では手応えもあったと思いますが、先ほどおっしゃったように喪失感も大きいのかなと想像できます。
政治全体のためにも、ああいった議論が見られないのはマイナスのような気もするのです。
辻元)お互いに存在をかけて議論していた気がします。
飯田)最後に、もしさんに一言かけられるとしたら、どんな言葉をかけますか?
辻元)「ゆっくりおやすみください」と言いたい。いかばかり無念だっただろうと思うのです。それを思うと、痛いですね。
飯田)残された者としては、この議論をずっと続けていかなければならないでしょうね。民主主義というものを。
辻元)そうですね。
(全文はソースにて)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e4ede4365d8bde5e73bfbd5ee9bcb772a097fdd?page=1
引用元: ・【立民】「安倍晋三という強力なライバルがいなくなった喪失感は大きい」 辻元清美議員が語る [ボラえもん★]
値しないよアータヾ(=д= ;)
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