クラレは、炭素繊維複合材料(CFRP)に使うフェノキシメルトブローン不織布による表面平滑性付与シートの製品化に向け、サンプル出荷を開始した。CFRP表面に同シートを配置して熱加工することにより、表面の凸凹を改善し、意匠性を向上させる。同シートは、CFRPのバインダーとして主に用いられているエポキシ樹脂との接着性に優れているのが特徴で、熱加工後に必要となる研磨工程の簡略化につながる。自動車のボディや部品の表面、ゴルフのシャフト、自転車のフレームなど、意匠性が求められる用途で全方位に「CFRP特有の織物模様を綺麗に見せる」提案を行う。続きは本紙で
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