これまでも、テレビチューナーを内蔵していない製品は、PC用や業務用などのモニターやディスプレイのカテゴリーで販売されていた。
しかし、21年12月にドン・キホーテが発売した「AndroidTV 機能搭載チューナーレス スマートテレビ」は、6000台の初期ロットが早々に売り切れるほどに大ヒット。チューナーレステレビの可能性を明らかにした。そして22年7月現在、複数のメーカーからチューナーレステレビが発売されている。
若者を中心としたテレビ離れにより、テレビチューナーを搭載しなくてもいいという考えが生まれている。さらにこの気持ちを後押しするのが、NHKの存在だ。放送法第64条には「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない」と定められている。ここでいう協会とは「日本放送協会」、つまりNHKを指す。
NHKの受信料は、最も安い地上契約の12カ月で1万3650円。1カ月あたりの費用は1137.5円。これが「TVを持っている」だけでかかるわけだ。約3年間で4万円超とテレビ本体よりも高くなる。
これを渋った若者層がドン・キホーテのチューナーレス スマートテレビを「NHKに受信料を払う必要がないテレビ」として支持。そして、ここに市場があると判断した複数のメーカーが、こぞってチューナーレステレビを続々と発売している状況だ。
例えば、ドウシシャが6月下旬に発売した「ORION Android TV搭載 チューナーレス スマートテレビ」は、24V型、32V型、40V型、50V型と4モデルをラインアップ。通常のテレビのようにサイズを選べる。ドウシシャによると販売も好調で、動画視聴の目的はもちろん、家庭用ゲーム機用のモニターとして使うユーザーも多いという。
全文はソースでご確認ください。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2207/14/news058.html
引用元: ・【NHK】「受信料不要」で爆売れ、チューナーレスが変えた「テレビ」の意味 [生玉子★]
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