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日本の刑務所のルーツをたどっていくと、江戸期の「人足寄場(にんそくよせば)」に行きつく。寛政2年(1790年)に隅田川河口の石川島に置かれ、身寄りのない浮浪人らに強制労働をさせた。初代トップが長谷川平蔵、あの「鬼平」だったことは時代小説好きには言わずもがなか。▼興味深いのが、運営の重…