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<p>【鉄道のある風景今昔】保有車両は7両だけ 庄内交通湯野浜線 終点はひなびた「理想の駅舎」 | 乗りものニュース</p><p>東急や京王帝都からのお下がり車両が入りましたが……。 〈プレミアム会員限定記事:途中まで無料で読めます!〉 【鉄道のある風景今昔】保有車両は7両だけ 庄内交通湯野浜線 終点はひなびた「理想の駅舎」</p><p>かつて鶴岡から日本海側の湯野浜温泉に向けて、小さな電車が走っていました。私は廃線の12年後に現地へ赴きましたが、痕跡はほぼなく、唯一見つけられた保存車両も、再訪時には朽ち果てていました。今回は庄内交通湯野浜線のご紹介です。</p><p>始発の鶴岡駅は国鉄羽越本線の駅の裏側に並行して設けられていた。その跨線橋の奥には複線のささやかな電車庫があった。写真はデハ103。1969.12 鶴岡(所蔵:網谷忠雄)。 同線は1929(昭和4)年に、「奥州の山楽郷」とも呼ばれた湯野浜温泉と鶴岡を結ぶ目的で開通しています。終点の湯野浜温泉駅は開業時、仮の駅でしたが、翌年には正式の駅に昇格しています。 羽越本線の鶴岡駅とは木造の長い跨線橋で結ばれていた。手前は創業時からのモハ1形、画面奥が羽越本線の青森方に向かう下りホームである。1969.12 鶴岡(所蔵:網谷忠雄)。 残り</p>