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<p>Firefoxが超強力なプライバシー保護機能を全世界のユーザーに提供</p><p>Firefoxが超強力なプライバシー保護機能を全世界のユーザーに提供</p><p>オープンソースで開発されているウェブブラウザ「Firefox」でトラッキング防止機能の「包括的Cookie保護機能」が全ユーザーを対象にデフォルトで有効化されました。「包括的Cookie保護機能」ではCookie管理システム「cookie jar」によってウェブサイトごとにCookieを個別管理し、異なるウェブサイト間でのユーザーデータ共有を防止できます。</p><p>はオンラインでのユーザーの行動がウェブサイトによって監視・追跡されている現状について「ユーザーのオンライン上での行動が監視・追跡・共有されている可能性は現実となっています。これはMozillaが築こうとしてきたオープンなウェブとは相反するものです。私たちはユーザーを保護するために『包括的Cookie保護機能』を開発しました」と述べています。 「包括的Cookie保護機能」は2021年8月にリリースされた「 」の新機能として含まれていたCookie管理システム「cookie jar」によって提供されます。従来のウェブブラウザでは各ウェブサイトで保存したCookieを1カ所にまとめて保存しており、ウェブサイトはCookieの内容を分析することで異なるウェブサイトを利用するユーザーのデータを関連付けることが可能でした。一方で、「cookie jar」ではウェブサイトごとに異なる場所にCookieを保存するため、各ウェブサイトが異なるウェブサイトのCookieにアクセスできなくなりユーザーの追跡が困難となります。 Mozillaによると「包括的Cookie保護機能」は全てのユーザーを対象に2022年6月14日よりデフォルトで有効になっているとのこと。実際に編集部のPCで確認したところ、設定の「プライバシーとセキュリティ」画面に「これまでにない最も強力なプライバシー保護を試す」という項目が追加されていました。ただし、PCによっては設定項目が存在しなかったり、存在するもののデフォルトでは無効になっていたりしたため、「包括的Cookie保護機能」が全ユーザーに提供されるまでには数日かかる可能性がありそうです。 この記事のタイトルとURLをコピーする</p>