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<p>「黄金の3年」はない? 首相、解散カード切る時機探る</p><p>「黄金の3年」はない? 首相、解散カード切る時機探る 2年後の自民党総裁選で再選を果たして長期政権を敷くため、総裁選前に衆院解散・総選挙を断行し、勝利することで「岸田降ろし」を封じる公算が大きいとみられている。首相は解散のカードを切るタイミングを探る。</p><p>岸田文雄首相は参院選の与党勝利を受け、令和7年夏の参院選まで大型国政選挙の予定がなく政策に集中できる「黄金の3年」を手にした。ただ、与党内で首相が黄金の3年を…</p><p>岸田文雄首相は参院選の与党勝利を受け、令和7年夏の参院選まで大型国政選挙の予定がなく政策に集中できる「黄金の3年」を手にした。ただ、与党内で首相が黄金の3年を全うするとの見方は少数派にとどまる。2年後の自民党総裁選で再選を果たして長期政権を敷くため、総裁選前に衆院解散・総選挙を断行し、勝利することで「岸田降ろし」を封じる公算が大きいとみられているからだ。首相は解散のカードを切るタイミングを探る。 岸田首相は参院選勝利の翌11日、記者会見で「大きな課題が山積しており、一つ一つが真剣勝負。衆院選については真剣勝負の中で考えていく」と述べた。 党三役経験者は「衆院選は総裁選前。おそらく来年だろう」とみる。解散時期の選択肢はいくつか想定できる。 特集・連載:</p>