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<p>少年を「一生刑務所に」 刺殺された女性の母訴え</p><p>「一生刑務所に」 刺殺された女性の母訴え 少年は事件当時15歳で更生可能性が裁判の焦点となっていることに「犯人の経歴、生い立ちばかりが問われ、(娘が)置き去りにされているように感じる。(事件は)あまりにも残酷だ。更生できない」と強調した。</p><p>福岡市中央区の商業施設「マークイズ福岡ももち」で令和2年、客としてきていた面識のない女性=当時(21)=を刺殺したとして、殺人罪などに問われた少年(17)の福…</p><p>福岡市中央区の商業施設「マークイズ福岡ももち」で令和2年、客としてきていた面識のない女性=当時(21)=を刺殺したとして、殺人罪などに問われた少年(17)の福岡地裁での裁判員裁判で15日、女性の母親が「厳罰を望む。一生刑務所に入っていてほしい。許せない」と声を震わせながら訴えた。 母親は検察側証人として出廷。少年は事件当時15歳で更生可能性が裁判の焦点となっていることに「犯人の経歴、生い立ちばかりが問われ、(娘が)置き去りにされているように感じる。(事件は)あまりにも残酷だ。更生できない」と強調した。 母親は右手が不自由で、女性が「わたしが右手になる」と話していたと証言。「心にぽっかり穴があいたよう。今でも毎日(娘を)思い出す」と語った。 起訴状によると、少年は2年8月28日午後7時半ごろ、女性用トイレで女性の首などを何度も包丁で突き刺し、殺害したとしている。</p>