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Image:Thanes.Op/Shutterstock.com

今年秋の「iPhone 14 Pro Max」は、「iPhone 14シリーズ」(いずれも仮名)の中で最も大きな6.7インチ画面を搭載すると言われている。しかし、それ以外の寸法は先代のiPhone 13 Pro Maxとは異なることを示した「図面」と称される画像が公開されている。

TwitterアカウントのShrimpApplePro氏は、iPhone 14 Pro Maxの「紙の図面」とされる画像を中国SNSのBaiduから発見してシェアしている。同氏はiPhone 14のProモデルではノッチ(画面上部の切り欠き)が廃止され「ピル+パンチホール」、つまり画面に横長と丸の2つの穴が開くといち早く主張し、その説を有名アナリストや複数のリーカー達が裏付けていた。

このBaidu発の2つの画像では、iPhone 14 Pro Maxの高さは160.71mmであり、iPhone 13 Pro Max(160.8mm)から大きく変わらないことが示されている。信頼性の高いディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏は、わずかに画面が大きくなると述べていたが、ノッチが削除された分だけ表示できる領域が広がっているのかもしれない。

またiPhone 14 Pro Maxの厚みは、背面カメラのバンプ(出っ張り)を含めると12.02mm、それを除けば7.85mmとのことだ。つまりカメラの厚みは4.17mmにも達しており、14世代ではProモデルの背面カメラが12MPから48MPに向上する(センサー類が大型化する)という噂とも符合している。

これらの寸法は、有名リーカーのMax Weinbach氏が3月に公開した図面とも共通点が多い。またShrimpApplePro氏やDuanRui氏らのダミーモデル画像も「背面カメラ周りが大きくなる」可能性を示していた。

今回の画像がもたらした新情報はさほど多くないが、iPhone 14シリーズの発売が数ヶ月後(おそらく9月)に迫っているなか、情報の信ぴょう性はかなり高まっているはずだ。その一方で、全機種とも先代より100ドル高くなるとの予測もあるが、そちらは当たらないことを祈りたい。