【東京】「すみません　多摩湖は東大和のものです」

「すみません　多摩湖は東大和のものです」――。東大和市は、地域資源の魅力をアピールするポスターを関東学院大（横浜市）の学生たちと協力して作った。キャッチコピーが目を引くポスターは、市内の公共施設などに掲示していく。

市民らに地元の魅力を再認識してもらおうと、市と政策研究や人材育成に関する協定を締結する同大法学部の牧瀬稔准教授がポスター作りを発案。ゼミ生２２人が、３グループに分かれて制作を進めた。

ポスターのテーマは、市の面積の４分の１を占める「多摩湖」。多摩湖の面積の９９％は東大和市だが、市民でも多摩湖は東村山市にあると思っている人が多いという。その理由として、民謡の東村山音頭が「東村山　庭先ゃ多摩湖」と始まることや、正式名称が「村山貯水池」であること、さらに西武線の多摩湖駅が東村山市にあることなどが考えられるという。

１３日には、学生が作った１１点のポスターの選定会が開かれ、東大和市の尾崎保夫市長が審査した。選ばれたのは、晴れた多摩湖の写真を背景に「すみません　多摩湖は東大和のものです」と大きく書かれたポスター。尾崎市長は「東大和の奥ゆかしさ、ゆったりとした雰囲気に合っている」と選定の理由を語った。

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読売新聞オンライン: 「多摩湖は東大和」ＰＲ.
https://www.yomiuri.co.jp/local/tokyotama/news/20220614-OYTNT50156/