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◆今 海月(くらげ)見る我ら魚族の裔(すえ)として 永井江美子 句集「風韻抄」(東京四季出版)から。作者は愛知県安城市に住む。「我ら魚族の裔として」という作者の思いに私は共感する。裔は末裔(まつえい)、すなわち子孫である。魚の子孫になりきって水族館のクラゲを見るとき、クラゲは同族の…