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鹿児島県の奄美大島で晩年を過ごし、孤高の日本画家と言われた田中一村(1908~77年)が描いたとみられる風景画などの色紙9点が奄美市で見つかった。田中一村記念美術館(同市)によると、墨の使い方や空の描き方に特徴があり、一村作の可能性が高い。学芸員は「独自のスタイルに変わる過渡期の作品で…