<p>侵略で離散のキエフ・バレエ団、日本ツアー開幕…欧州各地からダンサー22人集結</p><p>侵略で離散のキエフ・バレエ団、日本ツアー開幕…欧州各地からダンサー22人集結 #カルチャー</p><p>ロシアの侵略が続くウクライナの「キエフ・バレエ団」の日本ツアーが15日、前橋市のベイシア文化ホールで始まった。8月まで全国16都市を回る。 同団は19世紀に創設された名門で、日本でも人気が高い。しかし、現在は120人の</p><p>ロシアの侵略が続くウクライナの「キエフ・バレエ団」の日本ツアーが15日、前橋市のベイシア文化ホールで始まった。8月まで全国16都市を回る。 同団は19世紀に創設された名門で、日本でも人気が高い。しかし、現在は120人のダンサーのうち90人が同国外に退避している。今回のツアーは、同団の副芸術監督の寺田宜弘さん(46)らの尽力で、欧州各国で活動するダンサー22人が来日して実現した。 この日の公演では、民族舞踊を取り入れた「ゴパック」や、今回のツアーのために創作した「ひまわり」などを生き生きと踊った。終演後は拍手が鳴りやまず、カーテンコールが続いた。 同市でバレエ教師をしている横山ゆみさん(44)は「大変な状況の中、日本で集まって踊れて良かった。元気をもらった」と話した。</p>