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イラスト・中村鎭 奈良時代の貴族・藤原豊成(ふじわらのとよなり)の娘として生まれた中将(ちゅうじょう)姫は、幼い頃から仏教を厚く信仰し、やがて出家して尼となった。 ある日、夢の中に現れた老尼のお告げに従い、一夜にして蓮(はす)の茎で美しい曼荼羅(まんだら)を織り上げたとされる。この…