60代男性。会社役員として定年を迎え、老後は悠々自適の生活を始めた。最初はストレスもなく快適だったが、夜になっても眠くならず次第に寝付きが悪くなった。寝具などを買いそろえてみたものの、焦るばかりで状況は変わらず、次第に寝酒の量も増えていった──。