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この度、十七世名人を襲位された谷川浩司先生の詰将棋を初めて拝見したのは、今から30年以上前の「詰将棋パラダイス」誌上でのことでした。私は当時、まだ奨励会にも入っていない頃だったので解けるはずもなく、眺めているというのが正しかったと思います。少なくとも奨励会の有段者になるまでは、全く…