<p>『吹替王国』山寺宏一さん、大塚明夫さん声優スペシャル対談 | アニメイトタイムズ</p><p>【㊗ #山寺宏一 さんお誕生日記念🎉】 山寺宏一さんが朋友・ #大塚明夫 さんとスペシャル対談『吹替王国』2周年記念インタビュー「山ちゃんなら、明夫さんなら、負けても悔しくない」</p><p>【アニメイトタイムズ】 CS映画専門チャンネル・ムービープラスでは、特定の声優にスポットを当て、その声優が吹替えた映画を特集放送する人気企画『吹替王国』を2015年8月から実施しています。記念すべき2周年を迎える8月には、声優界のレジェンドである山寺宏一さんが満を持して登場! …</p><p>とてもよくできたバディコメディアクションムービーだと思います。ジャッキー・チェンとクリス・タッカーという絶対合わなさそうな二人ですよね。バディムービーって、たいてい合わなさそうな二人が合うのが面白いんですけどね。二人が繰り広げるすごくテンポの良いアクションコメディです。 あとは、チャン・ツィイーが出てますからね。大好きなんですチャン・ツィイー。こういった作品ってよくありがちだけれど、他のものとはまた違った魅力がありますよね。 注目ポイントは、アジア人と、ノリノリな黒人であるクリス・タッカーのノリの違いです。 それと、石丸さんが最終的にちょっと歌うところです。さっき言った『ボスコアドベンチャー』の挿入歌は僕の初めてのレコーディングで、中原さんと石丸さんの3人で歌わせていただきました。 その時に石丸さんが「歌うのは好きじゃない。俺、歌なんか歌いたくねえんだ」って言ってて(笑)。3人で歌うところにそれぞれソロがあるんですよ。それで石丸さんのソロのところを、「山寺、これやるからお前歌え」って言われて。「これ、石丸さんのキャラクターの歌のパートなんで……」と言ったら、「いいんだ。俺、歌いたくねえんだ。お前歌え」って、ド新人の俺が大ベテランの石丸さんにそう言われて、どうしようって迷って。もちろん石丸さんが歌ったんですけれどね笑。そんな石丸さんとの、それ以来のデュエットということで。お楽しみに。 ──では続いて、『オースティン・パワーズ:デラックス』の魅力をお聞かせください。 山寺: 『オースティン・パワーズ:デラックス』は、おバカなコメディで、どうしようもなく好きですね。未だに続編を作ってほしいと思ってるんですよ。マイク・マイヤーズにお願いしたんですよ。ずっと作り続けてくださいと(笑)。 いろんな映画のパロディもあります。トム・クルーズ出ますからね。そこも僕がやらせていただいています。 吹き替えもすごく大変でしたけど、楽しませていただきました。僕が演じたDr.イーブルは、自分がやった色んな吹き替えの中でもかなり好きなキャラクターなので、Dr.イーブルを見てほしいですね。Dr.イーブルやってるときは楽しくて楽しくてしょうがないですよ。どうしても小指立っちゃうんです(笑)。 ──では最後に『吹替王国』を楽しみにしている視聴者の方にメッセージをお願いします。 まず『吹替王国』の企画に出させていただいて本当に嬉しく思っております。今回ムービープラスで放送される作品は、どれも本当にお気に入りの作品で。なかなか自分のやった作品に自信を持てないんですが、この作品は自信を持ってお勧めできるとても楽しい作品ばかりなのです。是非たくさんの方に観ていただき、映画の楽しさとともに、吹き替えで観る楽しさを味わっていただければと思います。宜しくお願いします ──ありがとうございました。 洋画作品は『ラッシュアワー』日本語吹替版、『ラッシュアワー2』日本語吹替版、『マスク』地上波吹替版、『オースティン・パワーズ:デラックス』日本語吹替版の計4作品が放送されます。 名作映画と、日本語吹き替えの魅力に触れるチャンス。ぜひチェックしてください。 また、9月には、「吹替王国 10人のレジェンド リターンズ」と題し、これまで吹替王国に登場したレジェンド声優たちが吹き替える映画10作品を特集放送! こちらもあわせてお楽しみください。 [取材・文・撮影/アイザワヒロアキ]</p>