もっと詳しく

<p>AI「YouTube見てマイクラ勉強したら、ガチ勢なみのプレイできるようになった」</p><p>AI「YouTube見てマイクラ勉強したら、ガチ勢なみのプレイできるようになった」</p><p>AIがマイクラでダイヤ武器を作ることができるようになったそうです。</p><p>Open AIのマシン学習アルゴリズムGPT-3とDALL-E 2の2人(?)が、マインクラフトをプレイしました。それも、かなりの腕前で。AIがマイクラしてると聞くと、ゲームに疎い人は「AIならゲームなんでも得意でしょ」と思いますが、実はマイクラは長年、AIにとっては難しいゲームだったそうです。理由はAIが得意とする将棋や碁とは違って、 明確なゴールやルールがないから ですって。 AIがマインクラフトを学ぶための教材となったのは、いろいろな人がアップしてくれるYouTube動画。AIが学習に活用した総動画時間は、なんと7万時間。つまり、人間ならば寝ないで8年間くらい動画見続けたということになるので、恐るべき勉強熱心さです。 単純にこれがマインクラフトだよーと動画を見るだけでは、AIだって学びのきっかけが掴めません。この動画が何をしているのかを説明する必要があります。ここで人間の出番。7万時間のうち2000時間分のYouTubeマイクラ動画に、基本のマイクラスキルのタグをマニュアルでつけました。このタグ付き動画を元に、IDM(Inverse Dynamics Model)アルゴリズムが動画で何が行われているかを認知(精度90%)、IDMがタグつけした動画を元にVPT(Video PreTraining)アルゴリズムが学習という流れとなりました。結果、マイクラAIは、木を集め、作業台を作り、道具を作れるところまで成長しました。 基本をおさえたところで、AIをチューニング。すると、なんと 人間がダイヤの道具を作るには、平均で約20分・2万4000アクションかかるそうですが、(2.5%のケースではありますが)AIはこれを10分以内で完了することができました。これは完全にガチ勢レベルのプレイ! 注目すべきは、AIがやろうと人間がやろうとマイクラはマイクラなので、AIによるプレイもキーとマウス操作で行なわれたということ。…てことは、マイクラに限らず、人間による音声でタスク発動からのAIによるパソコン操作ができるということで、パソコンのインターフェースが一新されるということ? え? Source:</p>