<p>コロナ第7波、療養先決まらない「調整中」は1週間で2・2倍…自宅療養者も倍増</p><p>コロナ第7波、療養先決まらない「調整中」は1週間で2・2倍…自宅療養者も倍増 #社会</p><p>新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、全国の自宅療養者が急増している。厚生労働省によると、13日時点で32万9538人に達し、1週間前(6日時点)の15万9780人から倍増した。感染力が強いオミクロン株の新系統「BA・</p><p>5」の流行で感染拡大が続いており、さらに増加することが見込まれる。 自宅療養者数は2月中旬に約58万人に達して以降、減少傾向だったが、再び増加している。 都道府県別では、東京都が5万3015人で最も多く、大阪府3万3374人、神奈川県3万146人、福岡県1万7862人、愛知県1万7839人と続いている。療養先が決まらない「療養先調整中」も7万6701人に上り、1週間前から2・2倍に増えた。 厚労省は、第6波で保健所による感染者の健康観察が遅れたり、入院できずに自宅で亡くなる人がいたりしたことから、7月上旬、全国の自治体に健康観察の体制を点検・強化するよう求めた。 一方、入院患者数は1万1679人、宿泊療養者数は2万2682人。確保病床の使用率も上昇傾向で、沖縄県が57%で最も高く、次いで熊本県が53%、和歌山県が48%となっている。</p>