トヨタ クラウンがフルモデルチェンジ。セダン不調の折、今度はSUVになるという噂がまことしやかに流れていたが、アンベールされたクラウンは予想を覆す4バリエーションという攻めの展開に世界中を驚かせた。
従来「トヨタ クラウン」は「日本の高級車」だった。トヨタのフラッグシップでもあり、スポーティーなモデルもあるが「オジサンのクルマ」「会社のクルマ」というイメージが定着していたのも事実。それ故にこれまでのクラウンの常識を覆し、グローバルカーとして「クラウン」は生まれ変わった。
歴代のクラウンを振り返る。
16代目のクラウン
発売順に4つのバリエーションは
・クロスオーバー
・スポーツ
・セダン
・エステート
クロスオーバーを皮切りに、今後1年半の期間で順次、販売される新型クラウンだが、4つのクルマをほぼ同時に発売するという前代未聞のことを成し遂げたトヨタのパワーの凄さには感心するばかりである。ついにトヨタのフラッグシップ「クラウン」が正真正銘グローバルカーになる。
Text:アウトビルトジャパン
photo:トヨタ自動車