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<p>イギリスで史上初の40℃の可能性 ヨーロッパで熱波続く</p><p><欧州熱波 イギリスで史上初の40℃か> ヨーロッパでは先週から熱波が続いています。現地時間の18日(月)~19日(火)にかけてはイギリスでも気温が上がるとみられ、観測史上初めて40℃に到達する可能性があります。</p><p>ヨーロッパでは先週から熱波が続いています。現地時間の18日(月)~19日(火)にかけてはイギリスでも気温が上がるとみられ、観測史上初めて40℃に到達する可能性があります。</p><p>ジェット気流が蛇行し暖気が流入 ヨーロッパ付近には勢力の強い高気圧、その西側の大西洋には上空に寒気を伴った低気圧、寒冷渦があります。上空を流れる強い西風のジェット気流は大きく北に蛇行し、ヨーロッパ全体が暖かな空気に覆われている状況です。ジェット気流が大きく蛇行しているため、天気の変化が非常に遅く、熱波が続いています。 現地時間の18日(月)~19日(火)にかけてはジェット気流がさらに北に蛇行し、イギリス付近まで暖気が流れ込む予想となっています。上空1500mで20~24℃という、6月下旬に関東などを覆ったものと同じくらいの非常に暖かな空気です。 ロンドンなどイギリス南部では暑さのピークとなる19日(火)には40℃に達するとみられます。現地の気象当局によると、イギリスで観測された過去最高気温は2019年の38.7℃ですので、これを上回る史上最高気温となる見通しです。 イギリスの熱波は今週後半になると落ち着くものの、スペインなど南欧ではしばらく続く予想となっています。</p>