友達付き合いが苦手な生徒に寄り添えぬ大問題
コスメティック田中 : 孤独マインド研究系YouTuber
2022/06/15 9:00
人付き合いが不得意な生徒は、学校生活で困難を抱えがちなもの。しかし、心に深い傷を残すのは、生徒ではなく教師であるケースもあるようです。たちえば筆者は、教師による「「2人組を作って」という言葉を例にあげます。
『群れずに心穏やかに生きる 正しい孤独マインド入門』より一部抜粋・再構成してお届けします。
https://toyokeizai.net/articles/-/594933
菅野仁著の『友だち幻想』(筑摩書房)によれば、人間関係には「利得でつながっている」側面と、「一緒にいること自体が目的である」側面があるとされています。直感に反するかもしれませんが、私は、学生時代の人間関係は「利得でつながっている」側面が強くあると思っています。その利得とは、「他者からの評価」です。
「社会的つながり」の把握
日本社会は、同調圧力・群れの意識が強いと言われています。若い人はみんな群れたがります。とにかく人と集まることが好きで、誰かと一緒にいないと不安になるのです。
そこには、「一緒にいるのが好きだからいる」という本人の意志と、これまで培われた「みんなと合わせることが正解だから一緒にいる」という無意識の2つが曖昧に交わっています。
「周囲から浮いていると思われたくない」という、他人の目を重視した思考は、「キョロ充」と呼ばれるような人種を生みます。キョロ充はグループに所属しているものの、「リア充」の顔色を読んだり、LINEの即レスに疲れ、既読スルーに悩んだりと、他者と自分の関係性に窮屈さを感じながらも、その関係を続けている人たちです。
しかし、多くの人間は、学校での集団生活から卒業し、個人として生きるようになると、他人軸から自分軸の思考へと基準を変えていきます。「利得でつながる関係」「つながり自体が目的の関係」それぞれの分別をつけていくことになるのです。
だから今、学生の方が、「ひとりでいることがつらい」「誰かに合わせることがしんどい」と思っていたとしても、
”
「人間関係には利得でつながっている側面と、一緒にいること自体が目的である側面の2つがあること」
「学生時代の人間関係は2つの側面が区別されず、曖昧で無意識的な群れだから息苦しさを覚えるが、そうした曖昧さは徐々になくなっていくこと」
”
これらを言語化、認識できるだけでも、モヤモヤしていた気持ちがラクになるかもしれません。
→次ページ学校の先生と陰タイプの人間の相性
https://toyokeizai.net/articles/-/594933?page=2
引用元: ・【社会】教師の「2人組を作って」が生徒の心に傷残す理由 友達付き合いが苦手な生徒に寄り添えぬ大問題 [朝一から閉店までφ★]
「例えば37人のクラスで3人組を作るとするだろう。そうすると組はいくつできる?」
「うーんと、12」
「でも組になれてない子もいるだろ?」
「うん、1人いる」
「それが中学生の頃のパパだ」
「パパ……!」
そんなこと一度もなかったなあ
一人でもいいじゃない、と
こんな学生の頃から傷ついただなんだと
ホントにアホらしい
視野を狭めてどうするよ
The post 【社会】教師の「2人組を作って」が生徒の心に傷残す理由 友達付き合いが苦手な生徒に寄り添えぬ大問題 first appeared on TweeterBreakingNews-ツイッ速!.