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6月29日(水)放送の前代未聞の新感覚ミステリー『監察の一条さん』に、鈴木伸之が登場する。

実はこの『監察の一条さん』、キャラが濃すぎる捜査モノという括りだけに収まらず、恋愛要素も激アツとのこと。

そこで今回は、鈴木が“完璧すぎる王子様刑事”に扮し、失神要注意のきゅん攻撃を浴びせる。

◆鈴木伸之扮する王子様刑事がまりあ(吉岡里帆)を翻弄

鈴木が演じるのは、警視庁捜査一課に所属するイケメン長身エリート刑事で、壮絶ツッコミ系毒舌美人上司・結城まりあ(吉岡里帆)とバディを組んでいた椎名一樹。

次から次へと手柄を立て出世街道まっしぐら! しかも物語の冒頭、新郎から結婚式を当日ドタキャンされ、捜査一課の仲間から腫れ物扱いされるまりあに対しても、誰より優しく、あえて気を遣いすぎずにフランクに接するなど、とにかくデキる人間だ。

そんな椎名の一挙手一投足が、恋フラグを立てる!? なんと、まりあの頭を優しくぽんぽんしたり、酔っ払ったまりあを爽やかにおんぶしたり、さりげなく次回のサシ飲みにも誘ったり…。まりあの表情にも、恋の予感がちらちら見え隠れする。

しかも、そこへお呼びでないはずの一条善太郎(吉田鋼太郎)もなぜか参戦!? 執拗に合コンに誘い出して…。

鈴木自身も「すごくいい感じでできたんじゃないかな(笑)」と自信をにじませる“きゅんきゅんシーン”。椎名の動向から一秒たりとも目が離せない。

◆監察係長役の南果歩を筆頭に実力派キャストが勢揃い

主要キャストに加え、『監察の一条さん』には実力派キャストが顔を揃える。

監察係長として類まれなる手腕を発揮する松岡瑠璃子を演じるのは、南果歩。

部下である一条の一番の理解者で、一条にブチギレるまりあのことも絶妙なスタンスでフォローするなど、まさに理想の上司というべき女性を一分の隙もなく演じ、ドラマ全体を母のような慈愛で包み込む。

また、一条&まりあが観察対象として追う、不倫疑惑の警察官・大木康晴を演じるのは菅原大吉。

このほか、矢柴俊博、伊島空、金山一彦、木村了、山田純大も出演する。

◆鈴木伸之(椎名一樹・役) コメント(全文)

実は撮影当時、はじめて拳銃を構えて撮影したのですが、撮影では弾も何も出ないオモチャみたいな拳銃と、空気だけ出るガス弾、発火もする拳銃の3種類を用意していただいたのが、すごく新鮮で怖くもあり…ドキドキしました!

そんななか、今回は恋愛要素もたくさんある役柄。衣裳合わせのときにスタッフさんから「日曜劇場のような柔らかさと、月9のような“きゅんきゅん”をお願いします」と言われたので、あまり硬くなりすぎず、人間味のあるキャラクターにしていけたらいいな、と個人的に考えていました。

吉岡里帆さんとは初共演ですが、“頭ぽんぽん”や“おんぶ”もすごくいい感じでできたんじゃないかな、と(笑)。とくに“おんぶ”はいいシーンになっていると思うので、世の女性の皆さんに喜んでいただけたら、うれしいです。

今回は吉岡さん演じるまりあに思いっきりビンタされるシーンもあります。台本では1回きりのビンタで、吉岡さんも「ビンタは舞台で慣れているので安心してください。一発で絶対決めるので」とおっしゃったのですが…。実際、吉岡さんのビンタは完璧だったんです。でも、監督もいろんな角度からの画が欲しい象徴的なシーンなので、「鈴木くん、あと2、3回はいくよ」って言われ、僕も「わかりました!」と。結果、靄がかかるくらい寒い山奥でバチーンと4、5回いただき、泣きそうになりました(笑)。

今回は『今日から俺は!!』のときは残念ながら共演シーンがなかった吉田鋼太郎さん、そして“きゅん”とビンタを共有した吉岡さん――とても気さくなお二人との撮影が本当に楽しかったです。鋼太郎さんのアドリブもたっぷり堪能させていただき、あっという間に感じるほど充実した撮影でした!