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<p>下町のちょっとガストロノミーな立ち飲み&リカーショップ〈NOMURA SHOTEN〉|寺尾妙子のNEWSなレストラン</p><p>【新着】下町のちょっとガストロノミーな立ち飲み&リカーショップ〈NOMURA SHOTEN〉|寺尾妙子のNEWSなレストラン 数々の人気バーの仕掛け人、野村空人が、満を時して自身の店を台東区三筋にオープン。自らプロデュースするボトルをはじめ、こだわり抜いた世界… #casabrutus</p><p>数々の人気バーの仕掛け人、野村空人が、満を時して自身の店を台東区三筋にオープン。自らプロデュースするボトルをはじめ、こだわり抜いた世界の酒を立ち飲み&テイクアウトで提供する。</p><p>オーナー、野村が提供するのは「お酒と人との新たな接点」。 新御徒町や蔵前からほど近い、東京の下町エリアにオープンした〈NOMURA SHOTEN〉。オーナー、野村空人(のむらそらん)はロンドンで7年間バーテンダーを務めた後、〈フグレン トウキョウ〉やホテルK5内のバー〈AO〉なども手がけてきた人物である。 「バーのプロデュースのほか、カクテルやドリンクのメニュー開発にも携わってきて、もっとお酒自体にスポットを当てたい思いはあったんです。いいものがたくさんあるのに、知られていないのはもったいないですから。そこで蒸留酒のよさを知ってもらうために、気軽にグラスで飲んでもらえる立ち飲みに、気に入ったらボトルでテイクアウトもできる店にしました」 (野村) 野村プロデュースの「ORI-GiN A(B)Viation +」ソーダ割900円。パイナップルや柑橘類を使ったリキュール。買って帰ってかき氷にかけたい。 170年にわたって泡盛をつくり続ける瑞穂酒造の技術を活かし、波照間産のサトウキビからつくられるラム「ONERUM HATERUMA」のトニック割1,000円。ONERUMプロジェクト「Single Island Series」は年内に7アイテムがリリースされる予定。 「Colorful」ソーダ割900円。宮崎・松露酒造が国産サツマイモの玉茜と宮崎紅を用いて、これまでにない原料やブレンドで表現した焼酎。 ゲストは棚からスピリッツやワイン、冷蔵庫からビールなどを自ら手に取って選んでもいいし、スタッフにおすすめを聞いてもいい。どれを選んでも、野村のセレクションによる、おいしくて希少なものばかりだ。注目は沖縄の離島8島で栽培される黒糖を原料にしたラム。 「2020年から沖縄〈瑞穂酒造〉のONERUMプロジェクトに関わっています。これまでは供給過剰で有効活用されていなかったサトウキビをラムにしようという企画です。最初は8島の原料をブレンドして、と考えていたのですが、いざ作ってみると島ごとに個性ある味わいができる。そこで島ごとの原料と作り方でラムをつくることにしました。これまで伊平屋、与那国、波照間の3島のボトルが出て、6月中に粟国島ボトルがリリース予定。出荷数が少ないので、すぐ売り切れてしまいますが、おすすめです」 (野村)</p>