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<p>そごう・西武、後釜に「ヨドバシ」が突如登場の衝撃 | 特集</p><p>【そごう・西武、後釜に「ヨドバシ」が突如登場の衝撃】 百貨店店舗は大幅縮小か、池袋でビックと対決 #東洋経済オンライン</p><p>そごう・西武の売却をめぐる優先交渉権を得たアメリカの投資ファンドは、家電量販大手のヨドバシホールディングスと組んだ。影の主役の突然の登場に、百貨店、そして家電量販店業界に激震が走っている。</p><p>ただ、店舗ごとに見ると話は別だ。池袋駅直結の西武池袋本店は国内百貨店の店舗別売上高で3位の優良店舗であるし、そごう横浜店もトップ10前後に食い込む大型店。コロナ禍で多くの百貨店が経営悪化に苦しみ、他社を救っている余裕は到底ない状況下でも、大手がそごう・西武の入札動向に関心を持つのは当然である。 加えて、入札にJ.フロントが入ったのは「そごう・西武幹部が水面下で動いていた」(前出のファンド関係者)事情もあるという。同業者の支援を得ることで、売却後も百貨店業態を残し、店舗と従業員の雇用を維持しようとしたそごう・西武上層部の思惑が垣間見える。 池袋進出が長年の悲願だったヨドバシ セブン&アイとの優先交渉権を得たアメリカの投資ファンド、フォートレス・インベストメント・グループは、ヨドバシホールディングスと連携。前出とは別のファンド関係者によると、フォートレスは百貨店の店舗内にヨドバシカメラを入居させる方向で検討している。 百貨店関係者らの注目が集まる中、にわかに影の主役へと躍り出てきたヨドバシ。外資ファンドと組んでそごう・西武の店舗を手中に収めようとする狙いはどこにあるのか。</p>