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 再生医療スタートアップのヒューマンライフコードはこのほど、新型コロナウイルス感染症にともなう急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に対する臍帯由来間葉系細胞療法の第1相臨床試験(P1)で安全性を確認したと発表した。今後、有効性と安全性データを積み上げ、早期製品化を目指す。

 P1最終被験者への投与と主要観察が完了し、6月29日実施の効果安全性評価委員会で、臍帯由来間葉系細胞「HLC-001」が安全に投与されたことが確認した。

 ARDSを合併した新型コロナウイルス感染症に、週2回計4回の投与を行い、いずれの症例でも重篤で因果関係のある副作用はみられなかった。さらに室内気で経皮的動脈血酸素飽和度が維持できるまで回復し、治療効果が期待された。

新聞 PDF版 Japan Chemical Daily(JCD)

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