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 2022年F1第9戦カナダGPの土曜日、フェラーリは、シャルル・ルクレールのパワーユニット(PU)に追加で新しいコンポーネントを投入した。

 ルクレールはカナダGP初日のFP1の時点で、3基目のICE、MGU-H、MGU-Kと、2基目のCEを投入。FP2後には3基目のCEも使用したことが明らかになり、10グリッド降格ペナルティが決まっていた。

 そして土曜日になって、フェラーリはルクレールのパワーユニットにさらなるコンポーネントを投入した。これでICE、TC、MGU-H、MGU-Kがそれぞれ4基目になり、規則で決められた使用数を上回ることになったため、ルクレールは決勝レースを最後列からスタートすることになる。

 なおルクレールはエキゾーストも交換しているが、こちらは規則の範囲内なのでペナルティの対象にはならない。フェラーリはカルロス・サインツにも3基目のICEを投入したが、こちらも規則の範囲内だ。

 またグリッド後方からのスタートが決定しているアルファタウリの角田裕毅も、3基目のCEとESを追加で投入したことが明らかになっている。