日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』。
6月19日(日)は、ゲストに山下美月(乃木坂46)と伊藤あさひを迎えて放送される。
「毎週番組を観るくらいポツンと一軒家暮らしに憧れがあります!」と話す山下は、「虫が苦手…ですが、ニンニクには虫がつかないっていうので、“ポツン暮らし”をしたらニンニクをたくさん育てたいですね」と前向き。
伊藤も「東京生まれ東京育ちなので、いつかは自給自足の生活をしてみたいと思っているんです」とポツン暮らしに憧れがあるよう。所ジョージから「山での暮らしって大変だよ」と諭されるも、「今日の番組でポツン暮らしを勉強したいと思います」と笑顔で話す。
福岡県南部の山の中に、ポツンと一軒家を発見!
衛星写真で確認してみると、辺り一帯は森に囲まれており、近隣には民家がまったく見当たらない。まさに森の中で完全に孤立した建物だ。
山下が「福岡なのでイチゴを育てているのかなって思ったんですけど、畑もないですもんね…。山小屋として登山の方に貸したりしているんでしょうか」と話すと、伊藤は「家までの道もなさそうなので、山菜を採ったりイノシシを狩ったりして自給自足の生活をしているのかな」と、山の中に孤立した建物からさまざまな想像を広げる。
最寄りの集落へと到着した捜索隊は、太秋柿の剪定作業をしている男性に声をかけて衛星写真を確認してもらうことに。
男性は「今は閉鎖されているキャンプ場の事務所じゃないかな」という。ただ、そこへ行く道のりは「道が狭くてカーブが多いんです。たまに車が行き違うので気をつけていってください」と、地元の人でも狭い山道なのだとか。
閉鎖されている事務所とはいえ、捜索隊は確認のために目的の建物を目指すことに。地元の人が話していたカーブの続く狭い崖道は、スタジオで観ていた林修が「これは、歴代でもかなり厳しい山道ですよ」と話すほどの険しさ。
やがて、山頂付近にあるキャンプ場へ。しかし、建物はすでに壊されており跡形もなくなっていた。しかも、衛星写真と比較すると、建物の形などが違うようだ! 捜索隊は、あらためて捜索をすることに。
別の男性からの情報で、「絵を描いている方が暮らしている」という新情報を得た捜索隊は、先ほど向かったキャンプ場にほど近い山のまっただ中にある一軒家へとついに到着する。
木々に囲まれた中に忽然と現れたのは、現代的な2階建ての建物。スタジオでは所も「こんな現代的な建物は想像できなかった!」と驚き、林も「東京の郊外にあるおしゃれなケーキ屋さんのようですね」とうなずくほど。
そこで迎えてくれたのは、「ここは何十年も昔からポツンと一軒家でした」と語る40代の男性。10年ほど前に亡くなった父が絵描きをしていたというのだが、捜索隊が話を聞いていくと、かつてこの地に暮らしていた画家と家族の“ライフストーリー”が明かされていくことに。
スタジオでは、VTRを観終えた山下が「家族愛にあふれていて…山奥という環境だからこそ培われた絆があるんだなと思いました」と語ると、伊藤は「本当にドラマのようなエピソードの数々で…。暮らしているみなさんの温かさがスゴくて、心が浄化されました」と感銘を受けた様子だった。