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[PR] あまりにも静かで自分の血液の循環音が聞こえる。作曲家ジョン・ケージがそんな経験をした「無響室」に入ってみようと、東京都立産業技術研究センターを訪ねた。分厚いドアを開けると高さ4・2メートル、40平方メートルほどの広さ。壁は吸音材で覆われ、外側を厚さ27センチのコンクリートが囲む。 …